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ゴアティカルハクスラARPG「LET IT DIE」を紹介!(流血描写注意!)【脅威の完成度】

  • C3Pio
  • 2017年2月9日
  • 読了時間: 9分

ガンホーエンターテイメント×グラスホッパーマニフェクチャー

そんな謎のコラボレーションで生まれた

既存のフリートゥプレイ(以下F2P)をぶっ壊す

ダンジョンアタック型アクションRPG

「LET IT DIE」をプレイしてみました。

F2Pをぶっ壊す

そんなテーマを

正しくそのまま体現してくれた

驚異的なF2Pゲームです。

 

*カジュアル向けハクスラゲーム

 正直な話、グラスホッパーマニフェクチャー(以下GHM)という会社は

あまり、カジュアル層に向けたゲームは作らないゲーム会社です。

もしかしたら、ここで聞いたのが初めて

という方もいらっしゃるかも知れません。

普段のグラスホッパーと言えば

異常な程にハイテンションで

異常なくらいにサイコパンクで

異常過ぎるゴア表現で

異常なヤツらばかりが出てくる

カジュアルとは全く反対方向を見ているゲームを作る会社

という印象があります。

世界中に熱狂的なファンがいる

須田剛一さん(GHM代表取締役にして企画・シナリオを手がける)

の色が、そういう方向なので

仕方ないのですが。

なので、LET IT DIEの前身である

リリィベルガモが発表された時も

「またサイコでクレイジーでぶっ飛んだ世界観の

とんでもないゲームになるんだろうな」

などと、筆者も思っていました。

ところが、蓋を開いてみれば

「こんなにカジュアルプレイヤー向けの

アクションゲームをGHMが!?」

と、大変驚きました。

操作性一つとっても

かなり独創的なシステムを用いるGHMが

こんなに取っ付き易いゲームを

お出ししてくるとは……!

まさかの誰にでもオススメできるゲーム

それが「LET IT DIE」

 

*独特過ぎる世界観

カジュアル系になったとはいえ

須田ゲー独特の

奇妙奇天烈な世界観 は

全くブレておりません。

ゲーム内容は

ただひたすらに塔を登っていって

頂点を目指すだけ

なのですが

あの須田さんが

ただそれだけの世界観を置くハズもなく

開幕からプレイヤーを混乱させてきます。

どうにも、ゲーム内ゲーム

という設定のようなのですが

・それにしてはゲームの筐体が古い。

・ゲームスタート画面と内容の差異。

・スタート時に筐体を使っているようには見えない。

・キャラメイクの無いゲームなのに

 とある登場人物は現実にもゲームにも

 そのままの姿で出てくる。

と、ストーリーも存在していないゲームなのに

もう結構な謎があります。

そもそも、何のためにプレイヤーは

このゲームで塔を登っているんだ?

などといった疑問も生まれます。

勿論オンラインゲームという体裁ですので

内容をぶん投げるという事も

ままある話ではあるのですが

あの須田ゲーが

そんなことをするだろうか?

という風に見てしまうのですよね。

とにかく、奇妙な世界なのです。

 

*個性の強いキャラクターたち

須田ゲーと言えば

「常識人皆無」と言っても差し支えない程の

強烈過ぎるキャラクターたち

が、特徴の一つだと思っています。

勿論、今作も例に漏れず

とんでもないヤツばかり揃っています。

須田ゲーにしては

まだ抑えめかなと思ってしまいますけれどもw

キノコを偏愛し過ぎて

宗教のように信奉するようになった女性。

プレイヤーに便利な効果を付与する

デカールを製作してくれるため

足繁く通うことになる場所。

シークレット オブ マイサクセス。

どう見ても怪しい中国人か

ヒトラーに見える武器商人。

開発は全部彼に任せる事になるので

やっぱりこちらも通いまくります。

名前はスズキさんらしいのですが

日本人ではないですよね……。

東京デスメトロ公式マスコットキャラクター

その名も「鉄男」

怒られそう。

他のプレイヤーに襲撃をかける時には

彼に話しかける必要があるので

ひたすら足を運びます。

嘘つき鉄男。

本作唯一の一般人枠。

プレイヤーが遊ぶ「LET IT DIE」の筐体が置かれている

ゲームセンターでアルバイトをしている。

一般人枠のはずなのですが

何故か佐賀弁で喋ります。

もうこの容姿だけでピンと来た人、居るんじゃないでしょうか?

私も、凄い再現度で初見は吹きました。

その名も「MEIJIN」

ええ、名人です。

声優もまさかの高橋名人。

全盛期の高橋名人を持ってくるのは

ズルいですよねw

ゲーム中ではヒントをくれる人。

そのセリフを高橋名人に言わせるのは

笑わないわけないだろ!!

のオンパレードでもありますw

死神おじさんこと「アンクル・デス」

プレイヤーの事を

先輩と呼び、やたら親しく話しかけてくる。

初心者の先輩に色々アドバイスをくれたり

親身にしてくれる存在だけれども

ゲームを進める程に

こいつは一体なんなんだ?

という疑問もプレイヤーに投げ与えてくれる

間違いなくゲームのキーマン。

 と、このように、紹介した分だけでも

かなり濃いですw

登場人物全てにインパクトがあって

驚くこと間違い無しです。

これでもまだ須田色は

抑え気味だと思いますが……w

 

*豊富な楽曲

本作はプレイヤーの準備室

所謂ロビーで流す音楽を

プレイヤー自身で

設定できるようになっています。

しかし、これがまた物凄い量なんですよ。

200曲くらいあるのでは?

全ての楽曲がインディーズバンドで

popやrockやdeath metalと

幅広く用意されております。

ちなみに筆者は大体

「piano zombie」さんの曲を流しています。

レリダイ レリダイ レリレリダイ

 

*F2Pとは思えない遊びごたえ

要は、ダンジョンアタック系ハクスラARPG

が、「LET IT DIE」のジャンルだと思います。

しかし、課金要素は不要の一言で

遊び尽くすのに課金はいらないという

とんでもない設計をされております。

そもそも課金用のアイテムは

ゲーム内でも手に入りますし

そのアイテムも、使いみちと言えば

預かり所のアイテムの最大量拡張

くらいしか無いんですよ。

他の要素は全て無課金で遊べますし

不便もありません。

精々、道具袋が10枠増えるのと

プレミアムエレベーターが使用できるようになる程度。

しかも、どちらも攻略には必須という程ではないです。

無くても別段困りません。

F2Pには今や当然とも言えるようになった

デイリーボーナスもあります。

ちなみに名前は「アンクル プライム」

何か聞き覚えありますね……w

ゲームについてですが

画像の通り、基本は塔をひたすら登っていきます。

耐久度のある装備を使って

エネミーを倒しながら

ひたすら上を目指していくゲームですね。

より良い装備を求めて

その装備を作る為に素材を求めて

何度も何度も登頂するのが

ハクスラ要素かと思われます。

素材も、大まかには階層で

分けられているとはいえ

基本はランダム。

欲しい素材が落ちてない!!

という状況は誰しもが陥ります。

ダンジョン内には初期配置されているモブとは別に

その階で死んだ、別のプレイヤーの亡霊的なものも徘徊しています。

低階層なのに、とんでもないレベルの敵が!!

健闘したが敢え無く敗北……というアクシデントには

かなり遭遇します。

更に、別のユーザーから送られてくる

ターミネーター的なエネミーも存在します。

こちらは、階を跨いで逃げても

ずーっと追いかけてくる恐ろしい敵。

どんな時でも緊張感が隣り合わせという

ドキドキしたゲームデザインになっています。

更に、MAPの構造も日替わりで変わっていきます。

昨日あった場所が消えてる!!

と思ったら知らない場所が!

そこには一体何が落ちてるのだろう?

というワクワク感があります。

画像も、明日にはまた違うMAPになっているでしょう。

メインコンテンツである襲撃・抗争。

ハクスラパートで集めた武器防具を

全開して参加する、ユーザー間での戦争です。

基本は国単位、州単位なのですが

日本だけは47都道府県が揃っています。

出身県に所属して、気に食わない他県に襲撃!

現状でも県民性が見えて

ちょっと面白かったりしますw

東京デスメトロで襲撃先を決めたら

地下鉄に乗って、相手のホームに強襲!

防衛に設定されているNPCキャラを

ゴアティカルに撃破したらば

拠点に置かれている貯金箱的な物を、徹底的にぶち壊して

さっさと帰る!

ざっくりまとめましたが

これが一連の流れになります。

オン要素と言っても

対人戦ではない上に

チャットなども存在しないので

物凄く気軽に参加できるのが長所ですね。

時間も3分という短い時間なので

いかに効率よく相手の戦力をぶちのめすか。

いかにして防衛側は時間を稼がせるのか。

ダンジョンアタックで手に入れた装備と

組み合わせを思考するのが楽しいのです。

ダンジョンで役に立たない装備が

防衛では強かったりしますしねw

ちなみに、防衛時に相手を撃退すると

こんな感じで敵の死体の場所が分かったり

戦利品が貰えたりします。

 ダンジョンで装備を収集して

襲撃で大活躍させる

そんなシンプルなゲーム性が

逆に止め時を見失わせる

とんでもないゲームになっています。

これがF2Pで本当に良いのか!?

 

*やる気の削がれやすさ

かなり取っ付き易いデザインと

緊張感のあるゲーム性の反面

やる気の削がれやすさも

結構高いのが本作。

装備は消耗品で

何をするにもゲーム内マネーが必要になります。

貯金を叩いて装備を揃えて

ターミネーターに速攻撃破されてしまったり

襲撃に失敗してしまったり(装備全ロスト)

賽の河原が如く、積み上げた努力が

打ち壊される瞬間は

どうしたって、誰だって萎えてしまいます。

デモンズソウル的な死にゲーなので

これが本当に辛い。

ここの救済は全く無いので

カジュアル向けとはいえ

シビアな印象も受けました。

これも醍醐味と言われれば

そこまでなのですがw

また、死亡時のロードの長さも

少々気になった部分ですね。

もうちょっと早ければ

色々快適だったろうになーと思います。

 

*CERO-Zという壁

LET IT DIEは対象年齢Z指定のゲームです。

PSN決済の場合

CERO-Zはクレジットカードを登録しないと

購入する事が出来ません。

Pay-Palの使用も不可能です。

更に、登録証明として100円が引かれます。

そして、本作はDL専用です。

バイオの用に全年齢版で回避

ということも出来ません。

しかしPSNにクレカ登録は恐ろしい。

このジレンマが最大の壁でしょう。

面白いから登録すべき

なんて事は言いません。

こういう時に頼りになるのが

Vプリカと呼ばれるサービスです。

使い切りのクレジットカードを登録することで

安心安全に本作を購入できます。

興味はあるけどクレカ登録は嫌!

という方は、是非Vプリカで登録しましょう。

ここだけが、本当に高い壁だと思いますね。

パッケージ販売も予定されていますので

Vプリカも嫌だという方は

こちらの購入を検討すると良いかもです。

 

*駆け抜けるのはオススメしない、じっくり系ゲーム!

ひたすら自分のキャラクターを育成し

装備を収集して、抗争に挑む

早解きよりも、腰を据えて

ガッツリ楽しむ

噛みごたえ有りすぎるF2Pゲーム

それがLET IT DIE

幅広い人にオススメ出来る

凄いゲームだと思います。

CERO-Zで無ければ

本当にPSO2やDDONを喰うくらい

とんでもないゲームだったでしょう。

ゲームが好きな人には

一度でも触って貰いたいなと

思いながら、ここまで記事を書きました。

死ぬし! 死ねし!

と緊張感あるゲーム

ゴア表現だらけですが

是非一度、いかがでしょう?

 

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